2007年11月13日 PCパーツ担当
オーバークロックも楽しめる格安自作パソコン」特集で使用したパソコンを使って、Athlon 64 X2 5000+ Black Edition の低電圧耐性と、それぞれの倍率におけるパソコン全体の消費電力をワットチェッカーで確認してみました。

特集ではBIOSの設定によるクロック倍率の変更を紹介していますが、今回はWindows上から動作倍率の変更や電圧の変更ができるCrystalCPUIDを使用しました。

Multiplier Management のベスト設定
Maximum 2.9GHz(14.5x) 1.350V
Middle 2.6GHz(13.0x) 1.175V
Minimum 1.0GHz( 5.0x) 0.800V

CrystalCPUIDの設定

BIOSのCPU Voltage ControlがAUTOだとVoltageの上限が1.35Vなので、高負荷時の電圧低下のマージンを取ってMaximumは2.9GHzとなりました。「Maximum」「Middle」「Minimum」の設定はそれぞれORTHOS3DMark06を同時実行させても安定した値です。


消費電力
クロック周波数 状態 消費電力
1.0GHz アイドル 62W
1.0GHz ロード 101W
2.6GHz アイドル 72W
2.6GHz ロード 142W
2.9GHz アイドル 82W
2.9GHz ロード 170W

最小消費電力
最小消費電力
最高消費電力
最高消費電力

NSK3480に搭載されているEA-380の電源変換効率80%や1.0GHz(5.0x)の0.8V駆動などにより、最小消費電力は62W、最高でも170Wでした。

M2A-VM HDMIに搭載されているAMD 690GはWindows VistaのWindows Aeroを利用できるだけの描画能力を持っているので、インターネットやメールだけならRADEON HD 2600XT 256MB GDDR3なしでも十分実用的で、消費電力もさらに20W程度削減することができます。

Athlon 64 X2 5000+ Black Edition は倍率を上から下まで自由に設定ができるので、自分の用途に合わせてベストな倍率やタイミングを探す楽しみもある面白いCPUです。
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(注:PCパーツ担当の記事・レビューは同一ページが開きます)

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